TOPテキスト系


何かうぐぅな人たち。6

秋子「あらあら、私ですか?」

祐一「お願いします」

秋子「了承」

祐一「はやっ!いいんですか?」

秋子「ええ、ちょうどなまってきたところですし」

祐一「何が!?運動じゃないんだから」

秋子「冗談ですよ」

祐一「…はじめましょう」

 

Kanon漫才6

祐一「はいどうもこんにちはー!!」

秋子「こんにちは」

祐一「祐一でーす」

秋子「水瀬秋子です」

祐一「秋子さんって、休日何してるんですか?」

秋子「普通ですよ。お買い物とか、お掃除とか」

祐一「普通ですねぇ」

秋子「この間、闇市に行ったんです」

祐一「普通じゃねぇよ!!何者だよアンタ」

秋子「夕飯の材料のシャケを買いにいったんですけど」

祐一「普通の店に行けばいいじゃないですか」

秋子「活きが違うんですよ。それで、売ってるお店を見つけたんですけど」

祐一「はい」

秋子「30万ユーロだったんです」

祐一「高ぇ!!しかも通貨違うわ!どこの国だよ!」

秋子「あまりに高いんで値切りに入りました」

祐一「そりゃそうだな」

秋子「『これでどう?』『ダメだな奥さん』『じゃあこれで』『おいおい、オイラにも生活があるんだぜ』」

祐一「秋子さんの珍しい風景だな今」

秋子「『…じゃあ…これでどう』『ひぃぃ!売ります!分かりました』」

祐一「ちょっとマテ!!!!何したんだよアンタ!!」

秋子「結局500円まで値引きました」

祐一「すげぇ減ってるよ!!てか日本円になおってるし!」

秋子「私はシャケを一匹かついでお皿に添えるお野菜を探しました」

祐一「一匹買ったんかい!!しかも豪快にかつぐし」

秋子「チベットの農家にそれはありました」

祐一「どこまで行ってんだよ!!どっからどう移動したんだ!?」

秋子「それはすばらしいレタスでした」

祐一「あぁ、あの妙にうまいレタスか」

秋子「私はその農家の方に軽く挨拶をしてレタスを貰っていきました」

祐一「よく貰えましたね」

秋子「あ、違いました。軽く挨拶をお見舞いして」

祐一「やったんかい!!強盗だよそれ!!」

秋子「さっそく家に帰って夕飯の支度をはじめました」

祐一「どうやって帰ったんだよ!!移動手段は!?」

秋子「シャケを焼きつつレタスを切り、じゃむを掻き混ぜ――」

祐一「マテ!!頼むから話さないでくれ!!!!」







written by みらくるふれんずさん









戻る